過払い金請求と信用情報

MENU

過払い金請求と信用情報について

 

過払い金請求をすると信用情報機関にどのような影響が出てくるのでしょうか?もし借金を完済した後に過払い金を請求するのであれば、ブラックリストに載りません。

 

つまり、信用情報期間に事故情報として登録されることはないという事です。ただし、借金返済中に過払い金請求をした場合、場合によってはブラックリストに載ってしまう事もあります。どのような場合だとブラックリストに載ってしまうのでしょうか?

 

ブラックリストに載ってしまう場合

 

債務が残っている状態で過払い金請求をしたとします。その結果、思っていたほど過払い金がなかったという事があり得ます。利息制限法による引き直し計算をした結果、債務は減少したものの残債務が残ったというようなケースです。

 

このような場合は、「債務整理」という情報が約5年間信用情報機関に登録されてしまいます。

 

信用状機関にはどのような情報が載るのか?

 

信用情報機関の登録には、債務者がした債務整理手続きも登録されますが、その表記は「債務整理」や「遅滞」などがあります。これらを総じて「事故情報」と言います。

 

従って、債務整理や支払遅延などをした場合には、信用情報機関にその情報が登録されるので、信用情報機関からその情報が削除されるまでの間(5年〜10年)は、新たに借り入れをすることはできません。

 

では、債務整理中でも過払い金請求をした場合はどうでしょう?過払い金が発生しているという事は、過去に返済延滞などがあったとしても、残債は一切ありません。

 

この場合、2010年までは「契約見直し」という形で表記されて、過払い金請求の場合でも事故情報として扱われていたのです。

 

この事故情報のせいで過払い金を請求すると、その後に新規の借り入れをすることができなくなるという事が多々ありました。

 

過払い金請求に対するブラックリスト廃止

 

過払い金請求をしたために、ブラックリストに登録されて、その後何年間も新たな借り入れやローンが組めないという事が問題視されるようになり、2010年4月19日に契約見直しの事故情報は全て削除されるようになりました。

 

過払い金請求による契約見直しを債務整理や遅滞などと同一に扱う事は適当でないとの判断からこのようになりました。過去の過払い金請求の有無は債務者の返済能力には関係ないという事が見直しになった理由です。

 

2010年までは、過払い金が発生していることがわかったとしても、事故情報として扱われてしまうため、過払い金を請求しないことを選んだ方々でも、現在ではそれを一切気にせずに過払い金を請求できるようになりました。

 

当然と言えば当然のことです。これで、過払い金請求をするとブラックリストに載ってしまうという事は無くなりました。